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2005-03-27

馬頭町広重美術館

以前から行きたかった広重美術館。


今日は晴れ!正確には明日・・・
と言うことで、寝る間を惜しんで、広重美術館に行ってきました。


広重美術館:栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
 現:那珂川町馬頭広重美術館。


地図で確認したところ、東京からは相当の距離。
あまりにも遠そうだったので、距離はあえて計算しませんでしたが、
まあ、だいたい8~10時間を目標に・・・


3:00 東京出発 (VISTAⅠ号) →13:00 栃木県馬頭町「広重美術館」 → 15:00 出発
→ 25:00 東京到着


片道10時間。ここまで長いとは・・・・・
(この時期まだ、スピードメーターを取り付けてない為、距離はわかりません)
とりあえず美術館ついてから1時間仮眠しました。o○Zzz…


さっ、気を取り直して、作品を!
歌川美術館設計は隈研吾氏。アクオスCMの「竹の家」で有名な方です。
建物の第一印象は、とにかく薄い、軽い、なのに伝わる安定感。


広重美術館
外観

広重美術館
ファサード庇

広重美術館
エントランス

広重美術館
内観

広重美術館
展示室入り口から

馬頭町(現:那珂川町)という山間の静かな町にぴったりの、木の温もりの伝わる優しい建築。
これらすべて地元で取れた八溝杉。
外観格子は風雨に晒され、白銀色のいささか寒空しい感じがしますが、内部に入ると一変。
太陽の光の当たり具合によって様々に変化する格子の表情、そして伝わる内部への投射影。

そして建物裏手には、竹こそ離れた場所に植栽されているものの、
他の色彩植物を一切受け入れない一面銀世界の砂利庭。
まさに高尚な世界だと思いました。

唯一つ残念なのが、建物へのアプローチが駐車場からすぐ目の前という事。
高揚感こそ引き立てはしませんが、あえて裏庭とのギャップを意図したのでしょうか・・・

そして展示は歌川広重の浮世絵です。
東海道五十三次の遠近法描写で有名な方です。

浮世絵は湿気・光に弱く展示作品としては、かなり曲者らしいのですが、
そういった重々しい事を感じさせない美術館内でした。

個人的には苔の生えた建物も見たいと思います。




とまあ、本来ならこれで終わりなのですが、ここからが大変・・・

帰りは途中、路肩で仮眠しながら、せこせこ漕ぎ続け、
夜中の3時頃、ようやく家に辿り着きました。

さて、第二回はあるのでしょうか・・・・
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自己紹介

アリ

Author:アリ
都内にて建設業に携わる。
建築巡礼からいつしか風景へと・・・
経費削減の為、自転車で移動

カメラ:canon EOS40D
チャリ:KHS F20-RAC

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ブログ創設:07/11/09

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