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2005-04-23

富弘美術館

05/4/23(土)晴れ


富弘美術館・・・

この建築は予てから、建築業界では話題作でして、
何でも大きさの異なる円を四角の中に敷き詰めたとの事で、
何とも単純かつ哲学的?な意匠設計らしい・・・

設計者はヨコミゾマコト氏。
はて何人なのでしょうか。すべてカタカナ・・・

そんな疑問を払拭すべく行ってきました。

8:00 東京出発(CHEVROLET) → 18:00 富弘美術館 → 3:00 自宅到着

え~、恥ずかしながら、間に合いませんでした(T△T)

片道10時間・・・ここまで掛かるとは・・・
着いたときには、閉館してました。

という事で写真は、リベンジしたときの写真です。

富弘美術館:群馬県みどり市東町草木86
 1991年に旧村立富弘美術館が開館したが、入館者が400万人を越え、
 建物の老朽化と手狭から、新富弘美術館の設計となった。
 2005年4月開館。

 星野富弘・・・中学の体育教師であったが、不慮の事故に遭い、肩から下が麻痺状態となる。
         9年に及ぶ入院生活中、口に筆を加え、水彩画、ペン画を始め、
         その作品が多大な反響を呼ぶとともに、多くの人に感動を与える。


富弘美術館 エントランス部。
 極小デザインも、円形をモチーフとする。

富弘美術館

富弘美術館 円と円の隙間に生じる収まり部分。
内観

富弘美術館 内観。
 右側に草木湖を望む半円形スペース。

内観

星野富弘氏はこの美術館のある東村(現:みどり市)にて育ちました。
チャリで行くと、凄いところだとつくづく実感します。
狭隘なわたらせ渓谷沿いに続く集落。
裏には山々、手前には渡良瀬川。
自然と共に星野さんは育ち、そして多くを学んでいったのだと肌で感じ取れます。


美術館に入ると、星野ワールドに感動します。
おもわず建築空間を忘れて没頭してました。

しかし、円形美術館の存在はピカイチです。
空間は円で構成されているので展示している作品に対して、
鑑賞する客側の面積は自然と狭まるわけですから、
これほど窮屈な美術館は無いのでは・・・
逆に言えば、最小の移動距離で、多くの作品を鑑賞出来る・・・

要するに溜まる美術館でしょうか。
私が訪れた時はさほど人がいなかったので、かなり快適でしたが。

何とも不思議な美術館でした。
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自己紹介

アリ

Author:アリ
都内にて建設業に携わる。
建築巡礼からいつしか風景へと・・・
経費削減の為、自転車で移動

カメラ:canon EOS40D
チャリ:KHS F20-RAC

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ブログ創設:07/11/09

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