2005-05-05
金沢21世紀美術館
今年のG・Wは4/29(金)~5/5(木)までと超大型。
しかし、中月曜日は平日の為、大学の講義はいつも通り・・・
これさえなければロング旅ができたのですが。。
と言う事で、G・W後半は、金沢へ向かいます!
金沢には去年2004年11月に世界的有名な建築家SANAAの美術館ができたのです。
しかも日本三名園の一つ兼六園の一角に・・・。
金沢には今まで現代建築というものは作られていませんでした。
城下町金沢の古都と呼べるにふさわしい街に、いかに美術館を設計したのか・・
何でも丸いとか・・
その歴史の1ページをこの目で見てきます!!
05/5/3(火)~5/6(金) →CHEVROLET
5/3(火)
11:00 東京出発 →1:00 長野県諏訪湖畔
5/4(水)
4:00 諏訪湖出発 → 15:00 新潟県糸魚川市 谷村美術館 → 2:00 富山県富山市
途中、白馬の風景。
北アルプスから流れてくる微風に揺られた、
鯉のぼりの田舎風景。
この時期の山岳風景は最高に美しいです。
5/5(木)
4:00 富山出発 → 9:00 砺波市散居村 → 15:00 金沢21世紀美術館
→ 21:40 金沢駅(夜行バス)
5/6(金)
3:00 前橋到着 →11:00 東京自宅着
大まかに日程を列挙したので、後は建築を紹介します。
途中、新潟県糸魚川市には、巨匠村野藤吾氏設計の谷村美術館があります。
糸魚川というのは、辿り着くのに、少々苦労を強いられる場所で、
松本から148号、富山方面からは8号でアプローチできるのですが、
共に山を削って作られた道の為、幾つも隧道が続きます。
道が狭いのなんので、チャリはほんと死に物狂いで走り抜けます(TmT)
そんな辺境の地に建つ美術館・・・
さすがに個性的な美術館です。訪れてびっくり。。
何とも奇妙なむくった外観。
一面に石灰石の砕石を敷き詰めた美術館前面の庭と、
そこからむくっと起き上がった構成。
谷村美術館
内部も洞窟のようなひだ状の曲面で構成されていて、まさに別世界。
写真は通常展示の様子。
電球採光の展示
ライトを消して頂いた時の展示の様子。
何とも厳かな雰囲気を漂わせていますね~。
電気を消しても、この明るさ・・・
一体なぜ・・?
自然採光の展示
それはこのトップライトです。
まさに洞窟にこぼれる恵みの光です。
トップライト
新潟を後にして、次に訪れたのは、散居村の風景で名高い富山県砺波市。
砺波の街並を一望できる山へ登れば、農村風景の理にかなった構成が窺えられます。

散居村風景

散居村近影
農家一軒につき防風林が立ち並びます。
これぞ田園風景ですね。
今日はこの足でそのまま金沢を目指します。
金沢の由緒ある街並を抜けると、突如として空から降ってきたかと思える程の建築が飛び込んできます。
それが金沢21世紀美術館。。
と思いきや金沢駅です。
何とも立派な造りですね。
通称「もてなしドーム」
すべてガラス張りです。
金沢駅
気を取り直して、金沢21世紀美術館です。
設計:妹島和世+西沢立衛/SANAA

格好良く並べてみましたが、要するに円形美術館です。
薄い屋根と、薄い壁、そして細い柱。これがすべてです。
エントランスは円形の特性を生かし3ヶ所と、様々なアプローチが可能となっています。
地上部から4.38mレベルの円盤状の屋根(直径110m)から、
ボックス状の構造が突出していてこの建物の特徴的な外形を作り出しています。
屋根と壁面はすべて3mを基本グリッドとした200mmのH型鋼からなり、
構造部材の単一化、均質化を計り、合理的かつ明快な構造計画となっています。
周りのホワイエ部なら、確か21時まで開いているので、ゆっくりできます。
さて、ここから非常に私事なのですが、明日5/6(金)に大学の実験があることをすっかり忘れており、
急遽帰る手筈を・・・
金沢駅からバスの予約をしますが、なんせ時期はG・W。。
すべて満席(TmT)
やばい、このままでは、単位を・・・・・・
東京から順に関東近郊行きのバスを探すもすべて満席。
諦めかけたその時、
「前橋行きのバスに1席だけ空席がありますよ」
空いてた!!!
と言う事ですぐさま予約を取り、無事前橋へ。。
ほっ。。(´▽`)
って気づいたんですが、前橋は関東ですが、東京まで、相当距離ある・・・・
朝3:00に前橋駅に到着して、そこから寝る間も惜しんで漕ぎ漕ぎ・・・・
そしてようやく東京へ・・・
なんとか間に合うことが出来ました。
波乱万丈の旅でしたが、何とも記憶に残る旅路でした。
これからは多少なりとも計画的に行きましょう・・・(´▽`)
しかし、中月曜日は平日の為、大学の講義はいつも通り・・・
これさえなければロング旅ができたのですが。。
と言う事で、G・W後半は、金沢へ向かいます!
金沢には去年2004年11月に世界的有名な建築家SANAAの美術館ができたのです。
しかも日本三名園の一つ兼六園の一角に・・・。
金沢には今まで現代建築というものは作られていませんでした。
城下町金沢の古都と呼べるにふさわしい街に、いかに美術館を設計したのか・・
何でも丸いとか・・
その歴史の1ページをこの目で見てきます!!
05/5/3(火)~5/6(金) →CHEVROLET
5/3(火)
11:00 東京出発 →1:00 長野県諏訪湖畔
5/4(水)
4:00 諏訪湖出発 → 15:00 新潟県糸魚川市 谷村美術館 → 2:00 富山県富山市

北アルプスから流れてくる微風に揺られた、
鯉のぼりの田舎風景。
この時期の山岳風景は最高に美しいです。
5/5(木)
4:00 富山出発 → 9:00 砺波市散居村 → 15:00 金沢21世紀美術館
→ 21:40 金沢駅(夜行バス)
5/6(金)
3:00 前橋到着 →11:00 東京自宅着
大まかに日程を列挙したので、後は建築を紹介します。
途中、新潟県糸魚川市には、巨匠村野藤吾氏設計の谷村美術館があります。
糸魚川というのは、辿り着くのに、少々苦労を強いられる場所で、
松本から148号、富山方面からは8号でアプローチできるのですが、
共に山を削って作られた道の為、幾つも隧道が続きます。
道が狭いのなんので、チャリはほんと死に物狂いで走り抜けます(TmT)
そんな辺境の地に建つ美術館・・・
さすがに個性的な美術館です。訪れてびっくり。。

一面に石灰石の砕石を敷き詰めた美術館前面の庭と、
そこからむくっと起き上がった構成。
谷村美術館

写真は通常展示の様子。
電球採光の展示

何とも厳かな雰囲気を漂わせていますね~。
電気を消しても、この明るさ・・・
一体なぜ・・?
自然採光の展示

まさに洞窟にこぼれる恵みの光です。
トップライト
新潟を後にして、次に訪れたのは、散居村の風景で名高い富山県砺波市。
砺波の街並を一望できる山へ登れば、農村風景の理にかなった構成が窺えられます。

散居村風景

散居村近影
農家一軒につき防風林が立ち並びます。
これぞ田園風景ですね。
今日はこの足でそのまま金沢を目指します。
金沢の由緒ある街並を抜けると、突如として空から降ってきたかと思える程の建築が飛び込んできます。
それが金沢21世紀美術館。。

何とも立派な造りですね。
通称「もてなしドーム」
すべてガラス張りです。
金沢駅
気を取り直して、金沢21世紀美術館です。
設計:妹島和世+西沢立衛/SANAA










格好良く並べてみましたが、要するに円形美術館です。
薄い屋根と、薄い壁、そして細い柱。これがすべてです。
エントランスは円形の特性を生かし3ヶ所と、様々なアプローチが可能となっています。
地上部から4.38mレベルの円盤状の屋根(直径110m)から、
ボックス状の構造が突出していてこの建物の特徴的な外形を作り出しています。
屋根と壁面はすべて3mを基本グリッドとした200mmのH型鋼からなり、
構造部材の単一化、均質化を計り、合理的かつ明快な構造計画となっています。
周りのホワイエ部なら、確か21時まで開いているので、ゆっくりできます。
さて、ここから非常に私事なのですが、明日5/6(金)に大学の実験があることをすっかり忘れており、
急遽帰る手筈を・・・
金沢駅からバスの予約をしますが、なんせ時期はG・W。。
すべて満席(TmT)
やばい、このままでは、単位を・・・・・・
東京から順に関東近郊行きのバスを探すもすべて満席。
諦めかけたその時、
「前橋行きのバスに1席だけ空席がありますよ」
空いてた!!!
と言う事ですぐさま予約を取り、無事前橋へ。。
ほっ。。(´▽`)
って気づいたんですが、前橋は関東ですが、東京まで、相当距離ある・・・・
朝3:00に前橋駅に到着して、そこから寝る間も惜しんで漕ぎ漕ぎ・・・・
そしてようやく東京へ・・・
なんとか間に合うことが出来ました。
波乱万丈の旅でしたが、何とも記憶に残る旅路でした。
これからは多少なりとも計画的に行きましょう・・・(´▽`)
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