2006-10-12
涸沢紅葉
06/10/11(水)~10/12(木) 涸沢紅葉
今夏、家族で涸沢へ行ってから、2度目の涸沢になります。
しかも今回は紅葉バージョンです。
ちょうど3日前、穂高連峰は初冠雪を迎え、
10年に1度出会えるかどうかの、
まれに見る雪と紅葉と常緑樹の三段紅葉を望めそうなのです。
それでは涸沢円形劇場の始まりです。
10/11(水)雨
6:00 沢渡 → 7:00 上高地バスターミナル → 13:00 涸沢小屋
沢渡に到着してから降り続ける雨・・
(結局、この雨は17時まで降り続けました。)
やっぱ雨だと気持ち折れますね~
今回は涸沢小屋泊まりなので助かりますが、これがテント泊と考えると・・・
涸沢についてからも雨はやまず穂高連峰も雲に覆われ、何も見えず・・・
紅葉の木々も雨に濡れ、気のせいかその光沢は色褪せた感じがします。
「やはりそう簡単に美しい紅葉は見れるものではない。」
落胆しながらも、小屋にて濡れた服を乾かします。
明日に期待するしかないようです。。。

雲沸く前穂高
10/12(木)快晴
4:00 起床 → 5:30 朝食 → 10:00 涸沢小屋 →16:30 上高地バスターミナル
見てください。
これがモルゲンロート(朝焼け)です。
涸沢カールの朝の到来を告げるモルゲンロートには
多くの登山者から歓声があがりました。
穂高連峰朝焼け
今朝は快晴です。
雲一つ無い晴天。
初冠雪した穂高連峰にモルゲンロート(朝焼け)が照りつけ、幻想的な世界が広がり、
眼下にはまさに色彩の洪水。
美しい紅葉が広がります。
ナナカマドの赤、ダケカンバの黄、ハイマツの緑、岩塊の灰黒色、
そして穂高連峰を覆う雪化粧の白。
これらが織り成す絶妙なハーモニー。豪華絢爛です。
冠雪は山にとって、長い長い冬の始まりの表れです。
登山の終わりをも意味します。
ここから北アルプスの厳しい冬が始まるのですね。
初冠雪した前穂高
涸沢カール全景です。
氷河の侵食によりスプーン状にえぐられた圏谷です。
涸沢から見て、右に北穂高岳。
斜め右に奥穂高、左に前穂高岳が立ち並びます。
涸沢カール
三段紅葉する涸沢
逆光気味ですが、ここからの涸沢カールの眺めは最高です。
壮観なスケールです。
左下に見えるのが、涸沢ヒュッテ。
北穂高登山道より涸沢カール
しばらく錦繍の世界に見入り続けます。
実に素晴らしい。
造化の妙とはまさにこの事でしょうか。
この写真は夏撮ったものです。
ナナカマドは夏に純白の花を咲かせます。
涸沢の夏
上の写真と同じ場所で撮影しました。
夏の鬱蒼とした表情も生命力があり、素晴らしいですが
秋の紅葉はまた格段と風情があります。
涸沢円形劇場
万年雪でしょうか。
登山道にはまだ雪が残っていました。
個人的にはこの青い空と、白い雪のコントラストに
紅葉がうまく調和されている光景が好きです。
横尾谷を望む
屏風岩は涸沢のシンボル的な存在です。
屏風から眺める涸沢もまた格別。
山肌に敷き詰められた紅葉の絨毯が眩しすぎます。
溢れんばかりの輝きですね~。
屏風岩の紅葉
時間の許す限り見続けていたい造形美ですが、いよいよ時間も押し迫り、
上高地へと、涸沢を後にしました。。。

登山道から穂高連峰
紅葉は、その場所、その場所により、様々な違った表情を映し出します。
涸沢は圏谷という地形と、
岩肌剥き出しの荒々しい岩稜帯と対比して優しく包み込む錦繍の世界が魅力でした。
紅葉の時期が巡り来る度に、私は涸沢の紅葉を思い出すことと思います。
今夏、家族で涸沢へ行ってから、2度目の涸沢になります。
しかも今回は紅葉バージョンです。
ちょうど3日前、穂高連峰は初冠雪を迎え、
10年に1度出会えるかどうかの、
まれに見る雪と紅葉と常緑樹の三段紅葉を望めそうなのです。
それでは涸沢円形劇場の始まりです。
10/11(水)雨
6:00 沢渡 → 7:00 上高地バスターミナル → 13:00 涸沢小屋
沢渡に到着してから降り続ける雨・・
(結局、この雨は17時まで降り続けました。)
やっぱ雨だと気持ち折れますね~
今回は涸沢小屋泊まりなので助かりますが、これがテント泊と考えると・・・
涸沢についてからも雨はやまず穂高連峰も雲に覆われ、何も見えず・・・
紅葉の木々も雨に濡れ、気のせいかその光沢は色褪せた感じがします。
「やはりそう簡単に美しい紅葉は見れるものではない。」
落胆しながらも、小屋にて濡れた服を乾かします。
明日に期待するしかないようです。。。

雲沸く前穂高
10/12(木)快晴
4:00 起床 → 5:30 朝食 → 10:00 涸沢小屋 →16:30 上高地バスターミナル

これがモルゲンロート(朝焼け)です。
涸沢カールの朝の到来を告げるモルゲンロートには
多くの登山者から歓声があがりました。
穂高連峰朝焼け
今朝は快晴です。
雲一つ無い晴天。
初冠雪した穂高連峰にモルゲンロート(朝焼け)が照りつけ、幻想的な世界が広がり、
眼下にはまさに色彩の洪水。
美しい紅葉が広がります。
ナナカマドの赤、ダケカンバの黄、ハイマツの緑、岩塊の灰黒色、
そして穂高連峰を覆う雪化粧の白。
これらが織り成す絶妙なハーモニー。豪華絢爛です。

登山の終わりをも意味します。
ここから北アルプスの厳しい冬が始まるのですね。
初冠雪した前穂高

氷河の侵食によりスプーン状にえぐられた圏谷です。
涸沢から見て、右に北穂高岳。
斜め右に奥穂高、左に前穂高岳が立ち並びます。
涸沢カール

三段紅葉する涸沢

壮観なスケールです。
左下に見えるのが、涸沢ヒュッテ。
北穂高登山道より涸沢カール
しばらく錦繍の世界に見入り続けます。
実に素晴らしい。
造化の妙とはまさにこの事でしょうか。

ナナカマドは夏に純白の花を咲かせます。
涸沢の夏

夏の鬱蒼とした表情も生命力があり、素晴らしいですが
秋の紅葉はまた格段と風情があります。
涸沢円形劇場

登山道にはまだ雪が残っていました。
個人的にはこの青い空と、白い雪のコントラストに
紅葉がうまく調和されている光景が好きです。
横尾谷を望む

屏風から眺める涸沢もまた格別。
山肌に敷き詰められた紅葉の絨毯が眩しすぎます。
溢れんばかりの輝きですね~。
屏風岩の紅葉
時間の許す限り見続けていたい造形美ですが、いよいよ時間も押し迫り、
上高地へと、涸沢を後にしました。。。

登山道から穂高連峰
紅葉は、その場所、その場所により、様々な違った表情を映し出します。
涸沢は圏谷という地形と、
岩肌剥き出しの荒々しい岩稜帯と対比して優しく包み込む錦繍の世界が魅力でした。
紅葉の時期が巡り来る度に、私は涸沢の紅葉を思い出すことと思います。
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