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2008-02-20

原宿表参道

今日は雲一つ無い快晴。
こういう日は無性に、撮影に出掛けたい衝動に駆られます。
(このチャンスを逃す手は無い・・・)

ということで東京建築!
新宿経由の、ぶらり原宿建築散策に向かいました。

原宿の明治神宮から、ずらり伸びる直線道路が表参道です。
平日にも関わらず、歩道は観光客で賑わい、
車道は常に車が渋滞しています。

ここで活躍するのがチャリなんです!
車道脇は路中する車でスペースが生まれ、歩道とも車道とも切り離された、
悠々自適な空間が生まれるのです。




SPIRAL 槇文彦氏設計。
 表参道から青山通りに入ると、
 複雑に要素の入り混じったテクスチャーがファサードに現れます。
 内部空間は外装とは異なって、スパイラルが舞台としての要素を反映し人々を誘います。

SPIRAL

プラダブティック青山店 プラダブティック青山店
プラダブティック青山
 スイス建築家のヘルツォーク&ド・ムーロン氏設計。
 単なる箱建築ですが、構造体である外壁トラスと、
 斜線制限を考慮した上での、最大限のボリュームから生まれる、微妙な傾斜をつけたフレーム、
 加熱処理による凹凸面のフロートガラスが、
 一辺倒になりがちなキューブ建築に新たな息吹を与えました。
 あまたの現代建築が聳える表参道沿いでも、
 ここまでインパクトの強い建築はなかなかありません。
 しかしこれは、ガラス清掃が大変そうですね・・・
 ちなみに壁が無い為、ガラスにUVフィルターを挟み込んで日射を和らげています。


TOD'S表参道 伊東豊雄氏設計。
 樹木の陰影がそのまま構造体となり、外装となった建築。
 欅の木から透かされたファサードは、表参道に溶け込みつつも、
 そのシルエットは異彩を放ちます。

TOD'S表参道

Dior表参道 妹島和世+西沢立衛/SANAA設計。
 床スラブと天井スラブにより、様々な高さで水平分割されています。
 やや窄んだ角地を活かして、建物はすくっと伸び上がり、
 ガラスのカーテンウォールに洗練された外観構成が加わります。
 ガラスの後ろには、半透明のアクリルスクリーンがあり、雰囲気を和らげます。
 

Dior表参道

ここ2、3年で表参道の風景もだいぶ様変わりしました。
写真にはありませんが、安藤忠雄氏設計の表参道ヒルズなどが代表的な建築でしょうか。


表参道はいつ訪れても、見る人を楽しませてくれます。
また2、3年したら、ここの風景もがらりと変わっているのでしょうか・・・。

何とも不思議な街並です。
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自己紹介

アリ

Author:アリ
都内にて建設業に携わる。
建築巡礼からいつしか風景へと・・・
経費削減の為、自転車で移動

カメラ:canon EOS40D
チャリ:KHS F20-RAC

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