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2008-03-10

国立新美術館

余談ですが、私は今、人生の岐路に佇んでいます。
(人生という壮大なスケールではありませんが、ただ単にどこに行こうか悩んでいるだけですが・・・)


学生生活最後の長期休暇。
さて・・・
①海外へ逃亡するか・・
②学生生活を過ごした東京の、地を固める為にも東京建築散策か・・
③奈良の談山神社十三重塔か・・
④岩手の陸中海岸か・・


海外ですが、すでにパスポート期限が切れている為、かなり可能性小・・
奈良の談山神社は遠い為、日程的にもきついか・・
岩手はさすがにこの時期寒すぎる・・


そうこう考えているうちに、とりあえずぶらぶらしてきました。
東京六本木にある、国立新美術館です。
(竣工してから1年後、ようやく行きました。)


国立新美術館は外苑東通り沿いに位置します。
外苑東通り沿いからだと、エントランスへは、かなりの勾配があるため、
チャリでは遠回りを余儀なくされます。

青山から外苑東通りは二分され、その二分された道路を繋ぐ道路から、
国立新美術館へアプローチします。

巨大な美術館のわりには敷地がかなり特有です。

国立新美術館 エントランスから東京ミッドタウンを望む。
 敷地は、六本木ヒルズと東京ミッドタウンに挟まれた、静かな住宅街に位置します。
 ガラスのカーテンウォールが波打つ、奇をてらった外観で迎えます。



国立新美術館 国立新美術館 国立新美術館

波打つ表皮が、様々な陰影を生み出し、時々刻々とその姿を変えます。
東京大学生産技術研究所の跡地として建てられた美術館は、
六本木のコンテクストを一新するかのように、鮮やかなウェーブの外観が訪れる人を迎え、
新たな都心の風景を取り入れた、内部空間構成となっています。

国立新美術館は、常設展示を持たない企画展示のみの、画期的な国内最大級の美術館です。

DPP_0735.jpg
エントランス内部の三層吹き抜けホワイエ。
2本の巨大な逆円錐が、度肝を抜くスケールで迎えます。
2本の逆円錐はカフェテリア、レストランになっています。
右側の三層空間が、すべて企画展示室となります。

国立新美術館 国立新美術館

ファサードがすべてガラスの割には、ルーバー、キャットウォークなどにより見晴らしは望めません。
しかし内部に落とす影は、想像を遥かに超えた巨大空間ならではの、発見と驚きが楽しめます。

国立新美術館 国立新美術館
国立新美術館の夕景と夜景。

黒川紀章氏の波瀾万丈の人生を物語るかのような波打つ外皮は、
夕暮れ時にも鮮やかに彩りを添え、
その様は、私の記憶に永遠に刻まれることと思います。
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アリ

Author:アリ
都内にて建設業に携わる。
建築巡礼からいつしか風景へと・・・
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