2008-03-12
ロックビレイビル
ロックビレイビルとの出会いは一枚の写真でした。
建築撮影のエキスパート集団 Nacasa & Partners Inc. によって撮られたその写真からは、
都会の喧騒とは懸け離れた、静寂の闇に包まれようとしている下町のビル街と、
そこに浮かぶほっそりとした白いビル。
それは一枚の絵が時を重ねながら、まるで連写されたかのように飛翔してゆく様を描いたかのよう。
至ってシンプルですが、シンプルであるがゆえの美しさに取り込まれました。

ロックビレイビル
それはJR飯田橋駅前のペンシルビルが林立する目白通りに面しています。
設計:日建設計/山梨知彦氏、渡辺由紀氏、水野義人氏。
一本の柱と最小限のコアで構成されています。
Nacasa & Partners Inc. のような表現力のある写真はよもや撮ることは出来ません。あしからず・・

丸の内建築
ついでに丸ノ内建築夜景にも向かいました。

パレスサイドビル

新丸の内ビル と グラントウキョウノースタワー。
グラントウキョウノースタワー と グラントウキョウサウスタワー は、
最近、丸の内の開発で騒がれている、東京駅八重洲口の両翼のビルです。
設計:日建設計、JR東日本建築設計、ヘルムート・ヤーン氏。
駅ビルとして中央に建設するのではなく、あえて左右に振る事により、
中央部分のぽっかり空いた吹き抜け空間に、東京湾からの風を都市部に引き込み、
ヒートアイランド現象の抑制に一役買っているらしい。。
都市計画の観点から眺めると、そこまで整備されていた街区が
混沌とした都市部に存在するとは、まさに稀有です。
今まで上空に、駅ビルを建設しなかった東京駅事業者の、先見の明も然る事ながら、
東京駅を手掛けた辰野金吾氏の、辰野式デザインの重要性も記する必要があります。

グラントウキョウサウスタワー(左のビル) と パシフィクセンチュリープレイス丸ノ内(右のビル)。
パシフィックセンチュリープレイス丸の内
設計:日建設計/亀井忠夫、竹中工務店/車戸城二。
ガラスのカーテンウォール建築では外壁がすべてガラスで統一される為、
日中は風景を反射して、都市を美しく照射します。
しかし夜になれば、テナント部分の明るさとは逆にスラブ部分は暗く、
明暗の境界線が極端に分かれてしまいます。
ここパシフィックセンチュリープレイス丸の内は、
スパンドレル部分に光ファイバーを導入している為、ビル全体が光り輝きます。
つまりビル全体を美しく彩り、丸の内界隈を淡く照らすのです。
そんな画期的な建築の撮影をしようと試みましたが、
どうやら今日はライトアップしていないようです。
(写真右は東京国際フォーラムから撮影)

東京国際フォーラム
2011年には東京駅駅舎の復元工事が終わり、
2013年には丸の内界隈の再開発も一段落するようです。
住みよい環境を目指す為にも、
現状を記録していくことが大切だと感じるこの頃です。
建築撮影のエキスパート集団 Nacasa & Partners Inc. によって撮られたその写真からは、
都会の喧騒とは懸け離れた、静寂の闇に包まれようとしている下町のビル街と、
そこに浮かぶほっそりとした白いビル。
それは一枚の絵が時を重ねながら、まるで連写されたかのように飛翔してゆく様を描いたかのよう。
至ってシンプルですが、シンプルであるがゆえの美しさに取り込まれました。

ロックビレイビル
それはJR飯田橋駅前のペンシルビルが林立する目白通りに面しています。
設計:日建設計/山梨知彦氏、渡辺由紀氏、水野義人氏。
一本の柱と最小限のコアで構成されています。
Nacasa & Partners Inc. のような表現力のある写真はよもや撮ることは出来ません。あしからず・・

丸の内建築
ついでに丸ノ内建築夜景にも向かいました。

パレスサイドビル


新丸の内ビル と グラントウキョウノースタワー。
グラントウキョウノースタワー と グラントウキョウサウスタワー は、
最近、丸の内の開発で騒がれている、東京駅八重洲口の両翼のビルです。
設計:日建設計、JR東日本建築設計、ヘルムート・ヤーン氏。
駅ビルとして中央に建設するのではなく、あえて左右に振る事により、
中央部分のぽっかり空いた吹き抜け空間に、東京湾からの風を都市部に引き込み、
ヒートアイランド現象の抑制に一役買っているらしい。。
都市計画の観点から眺めると、そこまで整備されていた街区が
混沌とした都市部に存在するとは、まさに稀有です。
今まで上空に、駅ビルを建設しなかった東京駅事業者の、先見の明も然る事ながら、
東京駅を手掛けた辰野金吾氏の、辰野式デザインの重要性も記する必要があります。


グラントウキョウサウスタワー(左のビル) と パシフィクセンチュリープレイス丸ノ内(右のビル)。
パシフィックセンチュリープレイス丸の内
設計:日建設計/亀井忠夫、竹中工務店/車戸城二。
ガラスのカーテンウォール建築では外壁がすべてガラスで統一される為、
日中は風景を反射して、都市を美しく照射します。
しかし夜になれば、テナント部分の明るさとは逆にスラブ部分は暗く、
明暗の境界線が極端に分かれてしまいます。
ここパシフィックセンチュリープレイス丸の内は、
スパンドレル部分に光ファイバーを導入している為、ビル全体が光り輝きます。
つまりビル全体を美しく彩り、丸の内界隈を淡く照らすのです。
そんな画期的な建築の撮影をしようと試みましたが、
どうやら今日はライトアップしていないようです。
(写真右は東京国際フォーラムから撮影)


東京国際フォーラム
2011年には東京駅駅舎の復元工事が終わり、
2013年には丸の内界隈の再開発も一段落するようです。
住みよい環境を目指す為にも、
現状を記録していくことが大切だと感じるこの頃です。
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