2008-03-13
銀座夜景②
先日のロックビレイビル&丸の内建築夜景の後に、
銀座夜景に向かいました。
久しぶりの銀座ですが、いつのまにか銀座は変貌していました。
表参道のようにみるみる旗が上がります。
まさに国取り合戦のよう。。
銀座数寄屋橋交差点に建つモダニズム建築として非常に評価の高い、
芦原義信氏設計のソニービルの隣に、新たな銀座の顔とも言える建築があります。

メゾンエルメスとソニービル
メゾンエルメス。
基本設計:レンゾ・ピアノ、実施設計:竹中工務店、インテリア設計:レナ・デュマ、構造設計:アラップ。
国際的協働による作品。錚々たるメンバーにより手掛けられました。
428mm角の巨大ガラスブロックのカーテンウォール。
一層9個のガラスブロックがフロア毎に吊り下げられ、制振構造を採用することにより、
空間の豊かさとランタンのような柔らかい光の質感を実現しました。
左の写真をよく見ると、メゾンエルメス屋上に、両手に旗を掲げた騎士がいます。
パリ、ニューヨーク、銀座の3店舗にしか存在しないという貴重なお馬さん。
旗はスカーフらしく、度々交換しているらしいです。。
ふと上を見上げて、見つけた小さな喜び。
こんな遊び心があるのも、エルメスならではの心の豊かさでしょうか。

ディオール銀座
設計:乾久美子氏。
前回の銀座夜景でも紹介した作品。
再び見てみると、建築は奥が深いとつくづく感じます。
良い映画・本は、再度見たり、読み漁ったりしてまた新たな発見をするように、建築もまた然り。
足繁く通って、その建築と対峙し、研鑽することは、
あたかも対話を重ねているようで、胸が熱く込み上げてくる一時です。
この華やかな銀座界隈にして、このディオール銀座は抑えた鮮やかさです。
個性の林立する建築群の中で、パンチングメタルに表現された繊維のような繊細さは、
ディオール表参道とは違った洗練された表情があります。
閉じられた箱の中に、無限の広がりを感じる建築。
Armani Ginza Tower
設計:マッシミリアーノ & ドリアナ・フクサス。
繊細で明快で、そしてしなやかなデザインコンセプトをもとに、
竹の素材を外観モチーフとしています。
アルマーニ銀座タワー
CHANEL GINZA
設計:ピーター・マリノ氏。
ファサードは、LEDが組み込まれたガラスカーテンウォールで構成されており、
シャネルの特徴でもあるツイード模様をあしらったイメージを、
ビル全体で表現し、街に発信しています。
シャネル銀座
BVLGARI GINZA
設計:清水建設。
MATSUYA GINZA
改修:大成建設。(ルイヴィトン松屋銀座 設計:青木淳氏)
ブルガリ銀座
GUCCI GINZA
設計:ジェームス・カーペンター氏、大林組。
グッチ銀座
気付けばこんなにも現代建築が林立していたのですね。。
私には全く馴染みの無い街『銀座』ですが、銀座の通りを散策するだけでも
様々なアーティストの作品を、万人が万人の目で鑑賞することが出来ます。
一つ一つが吟味された極上なまでの芸術と、研ぎ澄まされる感性。
時々刻々の様々な観点から、今後も銀座を見ていきたいと思います。
銀座夜景に向かいました。
久しぶりの銀座ですが、いつのまにか銀座は変貌していました。
表参道のようにみるみる旗が上がります。
まさに国取り合戦のよう。。
銀座数寄屋橋交差点に建つモダニズム建築として非常に評価の高い、
芦原義信氏設計のソニービルの隣に、新たな銀座の顔とも言える建築があります。


メゾンエルメスとソニービル
メゾンエルメス。
基本設計:レンゾ・ピアノ、実施設計:竹中工務店、インテリア設計:レナ・デュマ、構造設計:アラップ。
国際的協働による作品。錚々たるメンバーにより手掛けられました。
428mm角の巨大ガラスブロックのカーテンウォール。
一層9個のガラスブロックがフロア毎に吊り下げられ、制振構造を採用することにより、
空間の豊かさとランタンのような柔らかい光の質感を実現しました。
左の写真をよく見ると、メゾンエルメス屋上に、両手に旗を掲げた騎士がいます。
パリ、ニューヨーク、銀座の3店舗にしか存在しないという貴重なお馬さん。
旗はスカーフらしく、度々交換しているらしいです。。
ふと上を見上げて、見つけた小さな喜び。
こんな遊び心があるのも、エルメスならではの心の豊かさでしょうか。

ディオール銀座
設計:乾久美子氏。
前回の銀座夜景でも紹介した作品。
再び見てみると、建築は奥が深いとつくづく感じます。
良い映画・本は、再度見たり、読み漁ったりしてまた新たな発見をするように、建築もまた然り。
足繁く通って、その建築と対峙し、研鑽することは、
あたかも対話を重ねているようで、胸が熱く込み上げてくる一時です。
この華やかな銀座界隈にして、このディオール銀座は抑えた鮮やかさです。
個性の林立する建築群の中で、パンチングメタルに表現された繊維のような繊細さは、
ディオール表参道とは違った洗練された表情があります。
閉じられた箱の中に、無限の広がりを感じる建築。

設計:マッシミリアーノ & ドリアナ・フクサス。
繊細で明快で、そしてしなやかなデザインコンセプトをもとに、
竹の素材を外観モチーフとしています。
アルマーニ銀座タワー

設計:ピーター・マリノ氏。
ファサードは、LEDが組み込まれたガラスカーテンウォールで構成されており、
シャネルの特徴でもあるツイード模様をあしらったイメージを、
ビル全体で表現し、街に発信しています。
シャネル銀座

設計:清水建設。
MATSUYA GINZA
改修:大成建設。(ルイヴィトン松屋銀座 設計:青木淳氏)
ブルガリ銀座

設計:ジェームス・カーペンター氏、大林組。
グッチ銀座
気付けばこんなにも現代建築が林立していたのですね。。
私には全く馴染みの無い街『銀座』ですが、銀座の通りを散策するだけでも
様々なアーティストの作品を、万人が万人の目で鑑賞することが出来ます。
一つ一つが吟味された極上なまでの芸術と、研ぎ澄まされる感性。
時々刻々の様々な観点から、今後も銀座を見ていきたいと思います。
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